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えんぴつころがし2017.02.11

Rockakuってこんな仕事をしているんですよ

ちょっとお久しぶりです。
代表の森田です。

現在(2017年2月11日)、コピーライターの募集をしています。また、創業10周年を前にいろいろ整理すべき時期に来ているなあと感じる部分もありまして、表題の通り、Rockakuっちゅう会社がどんな仕事をしているか、ざっと整理してみました。


■コピーワーク全般
キャッチコピー、スローガン、コミュニケーションワード、タグライン、
コンセプトテキスト、ボディコピーなどなど、
いわゆるコピーと呼ばれるお仕事は依頼に応じてがしがしやります。
でも、ただ書くだけという仕事はほとんどありません。
商品や施策全体の位置づけの整理、コミュニケーションの戦略なども
いっしょに考えて提案するケースが年々増えています。


■コンテンツライティング
採用サイトや企業のコンテンツの記事を書くために、
コンテンツの目的、テーマとなるキーワードなどを洗い出し、
記事構成、取材内容の設定、取材、記事制作までをまるっとやります。
半分はライターや編集者のような仕事でもありますが、
これもプロモーションやブランディングの一手段=コピーだと位置づけています。
また、コピーライターとしての取材力、文章力を固めていく上でも、
重要なお仕事だと考えています。
また、ごくたまにですがオウンドメディアの立ち上げ、
継続運営なども担当したりしています。


■ネーミングワーク
商品名、会社名、ブランド名などを考えるお仕事。
また、その流れでタグラインやコンセプトなどを考えたりもします。
中小企業さんやベンチャー企業さんの立ち上げのお仕事も多いので、
必然的に関わる機会も多くなっています。
単純に思いついた名前をポンポン羅列するのではなく、
その名前に求められる機能、評価軸、その先にあるコミュニケーション、
グラフィックとしての美しさなどをできるだけ細やかに考えつつ、
必要に応じて商標登録の手配なんかもお手伝いしちゃいます。
「広告をつくる」というよりも、「広告されるものをつくる」お仕事ですね。


■ツール制作全般
いわゆるチラシ、リーフレット、カタログ、パンフレットといった紙ツールや、
ウェブサイトのコピーワークを全般的に担当します。
詳しくはこの先の項目でも書きますが、
必要に応じて構成図やページネーション、
サイトマップやワイヤーフレームもつくりますし、
ウェブと紙と実店舗のつながりなどを設計して、
コミュニケーションそのものをプランニングしていくことも多いです。


■コーポレートワーク
企業理念、スローガン、コーポレートメッセージ、クレドなど、
企業理念の根幹を形成する活動を言葉の力でサポートします。
森田が得意とする分野ですが、コピーライティングの力はもちろん、
取材力、編集力、コミュニケーション力、プレゼン力、
ビジネスの知識、経営感覚など、もろもろ複合的な力を求められます。


■コミュニケーションマッピング(仮)
主にコーポレートワークやツール制作の前段として、
クライアント企業に対して幹部インタビューや現地視察、
社員アンケート、集合研修などを実施。
その議事録やデータをまとめ、つくるべきものの位置づけ、
ユーザーの動きなどの仮説を展開。
その仮説に基づいたプランニングとコピーワークを進めます。
正直けっこうしんどいですが、最近はこの業務の需要が高まっています。


■パートナーワーク
デザインの内製化などを進めているクライアント企業の中で、
不足しがちな編集・コピーライティング機能を補完するお仕事です。
案件単位というよりも期間で区切った契約を交わし、
販促物や施策の継続的な監修、制作などを行います。


■サービスデザインみたいななにか
上記の事業を統合したようなお仕事ですが、
新しいサービスやシステムに名前や定義を与え、
また、そのサービスの人格などを設定し、
言葉づかいや、コミュニケーションのルールなどを決めていきます。
オトナの事情でまだお披露目できませんが、
わりと大きなプロダクト開発に関わっていたりします。
個人的には今後、コピーライターが
もっと活躍できるフィールドなんじゃないかと思ってます。


■映像関係
それほど数は多くありませんが、TVCMやウェブ用の動画などの企画、
シナリオ、コピーワークなんかもやったりしています。
アイデアを求められるお仕事だけでなく、
ナレーション原稿なんかもけっこう書きます。



・・・と、まあ、かなり大雑把に書きだしてみましたが、
どうでしょう。多くの方がイメージしている「コピーライターの仕事」とは、
けっこう異なったりするかも知れません。

でも、Rockakuのお仕事は基本、制作業務の市場のニーズに応える、
マーケットイン思考でつくられています。
つまり、いま、世の中に求められている仕事の中で、
特にコピーライターのスキルを活かしてできることを突き詰めて、
カスタマイズとブラッシュアップを重ねて今のかたちになっています。

そして何より、どんな仕事もその根底には「言葉」がある。
そのことだけは間違いないと思います。

うーん。どうかなあ。
こんなことつらつら書いていくと、むしろ志望してくれる人減るんじゃないかな・・・
とかビビっている部分もありますが、とりあえずこれがわりとリアルなRockakuのお仕事です。
ちょっとでも興味が出たら、お気軽にお問い合せくださいませ。

森田 哲生

森田 哲生 | Rockaku代表

1978年/東京都八王子市出身/多摩美術大学美術学部芸術学科卒業
編集プロダクション、広告制作会社などを経て2007年に独立。Rockaku事務所を立ち上げる。コピーワーク、CI計画、コンセプトワークなどを中心に手がけつつ、企業のアドバイザーやセミナー講師などとしても活動中。得意分野は住宅、士業、ネーミングなど。

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