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えんぴつころがし2011.11.21
シンプルな推進力を維持する「マンガ・ブランディング」
![](/upload/manga.jpg)
「マンガ的であるかどうか?」という指標は、
エンターティンメント性を計る基準になる。
エンターティンメント性を計る基準になる。
さらに言うと、おちこぼれ野球部が幾多の困難を乗り越え、
甲子園に行ったりする「成長物語」にはファンが付きやすい。
そんなことを薄ぼんやりと意識しながら、
2009年くらいから「Rockakuのマンガ化」を進めてきた。
簡単に言えば、TwitterやUSTREAMやブログやfacebookを使って、
日々の業務やイベントを積極的に晒し、"可読化"するという施策だ。
このマンガの読者はフォロアーさん。
それから近況をお話しする機会のあるお客様などということになる。
この至極バカっぽい手法がすごいところは、これ以上ないほどシンプルな構造にある。
マンガとしてファンを増やそうと思ったら、マンガとして面白くならなければならない。
マンガを面白くするには、「成長物語」を盛り上げて行くしかない。
よって、売上げを上げたり、メディアに露出したり、
登場人物を増やしたり、イベントを開催したりせざるを得ない。
「ファンを増やし、ファンを飽きさせない」
たったこれだけの指標を目指せば、ブランドとしても、事務所としても、
いい方向に進まざるを得ない...!という考え方が「マンガ・ブランディング」の全てだ。
バカみたいな話だけど、それだけのことを2年続けただけで、
売上げは約2倍になり、常駐スタッフを雇い、書籍の取材を受け、
ナイスな新事務所に移転し、講師の仕事が膨大に増え、
得がたいほどユニークな人たちと知り合う機会を得た。
なによりいいのは、僕が仕事に飽きないこと。
「飽き」はフリーランスや経営者を殺しうる病だから、
これを予防できると言うだけでも「マンガ・ブランディング」の効能は素晴らしいものだと思う。
さあ、次号もお楽しみに!
続きはWebとかそのへんとかで!