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えんぴつころがし2015.02.02

CORPORATE PORTRAIT


どもども。代表の森田です。
すでに「PRESS」でもお伝えしましたが、
スタッフが増えるという節目を迎えたので、
全員でスタジオ撮影を行いました。

Rockakuは会社としてポートレート写真を撮るということに、
ちょっとしたこだわりを持っています。
名付けて『CORPORATE PORTRAIT』です。

きっかけはフォトグラファーの黒羽政士くん。
彼が自分のアートワークとして、ポートレートを撮り続けていて、
その流れでモデルを頼まれたことでした。
 
実際に、黒羽くんとイメージを共有し、
必要な小物を手配したり、衣装を決めたりして、
社員全員でスタジオに入り、最良のポーズや画角を探りながら、
1枚のイメージをつくり上げていくという体験は、
発見も多く、非常に刺激的なものでした。
 
僕たちコピーライターは、客観的に書いたり、描いたりする立場になれていて、
「描かれる」という機会が非常に少ないんですよね。
だから、フォトグラファーとイメージを共有し、その視点から描かれ、
投影される自分たちの姿には新鮮な感動があったりします。
 
もちろん、撮られる側を経験することで、
仕事上、撮影の現場に立ち会う際にも、大いに生きる発見がありました。
(ポーズ立ちしてるだけで脚パンパン…モデルさんって、本当に大変な仕事だと思います!)
 
それに、社員一人ひとりの姿をわざわざスタジオで撮ることにも、
大きな意味があると思っています。
 
ポートレートの主役は顔。つまりは個人のキャラクターですよね。
つまり、会社において、スタッフ一人ひとりの存在を前面に出していきたい。
という、僕の(会社の)意思表示だったりもします。
 
僕は、いつでも「このメンバーだからできること」をやっていきたい社長です。
だから、スタッフはどんなキャリア、どんなポジションであれ唯一無二の存在で、
ある種、会社という物語の重要なキャラクターだと思っています。
こうやってビジュアル化すると、物語とキャラクターが、
くっきりとした輪郭を持って浮かび上がるじゃないですか。
 
撮影自体がひとつのセレモニーとなり、同時にエピソードになる。
そして、仕上がった写真はしっかりとコンテンツになり、
新しい出会いを生み出してくれたりもする。
 
そんなわけで、みなさんも『CORPORATE PORTRAIT』、
撮ってみてはいかがですか?依頼はぜひ、黒羽くんへ!

森田 哲生

森田 哲生 | Rockaku代表

1978年/東京都八王子市出身/多摩美術大学美術学部芸術学科卒業
編集プロダクション、広告制作会社などを経て2007年に独立。Rockaku事務所を立ち上げる。コピーワーク、CI計画、コンセプトワークなどを中心に手がけつつ、企業のアドバイザーやセミナー講師などとしても活動中。得意分野は住宅、士業、ネーミングなど。

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