Journal
えんぴつころがし2014.10.23
手書き(手描き)の情報設計
森田です。
今回はコピーや文章じゃなくて、インフォグラフィックスやイラストコンテンツ、
つまりはビジュアル表現のクリエイションと、
僕らRockakuのコピーライターとの関わり方をご紹介します。
別に会社の掃除をしていたら過去のラフスケッチが出土したから、
ネタにしちゃえ!っていう安易なブログじゃないんだからね!
まずはこちら。
制作されたのは7年くらい前だからiPhoneもdropboxもチャットワークもFacebookもない時代。
Rockakuを立ち上げたばかりの頃の仕事です。
お題は外資系システム会社が扱っていたエンタープライズ向けの管理ツール。
1システム=ブラウザ上で、Office系ソフト、デザインソフト、画像ソフトなどの
共有・閲覧できる仕組み(今で言うクラウドサービスですね)を、
1枚の円盤と多様なアイコンで表現しています。
事業部をまたいだ共有ができることを表現するために、
アイコンはわざと「営業」と「企画」のエリアの間に配置したりしてます。
(※残念ながら既に国内からは撤退したためデザインしたグラフィックはありません)
次は、キャリアデザインの学校向けにつくった、
就活生と就職活動、そしてその先にある未来のとらえ方を表現した図解。
正しいステップを踏むことで、目の前に立ちはだかる就職活動に視界をふさがれず、
遠くを見渡せるよ!ということを表現しました。
…で、こちらが完成形。イラストは僕のアスキーの連載でもおなじみの寺井麻美タンです。
このように、具体的なカタチがなかったり、
体験してみないとわかりにくいサービスやシステムを、
視覚的にわかりやすく落とし込むことも、僕らの得意技です。
最後は、学校の入学案内向けに描いたマンガのコンテをご紹介しましょう。
因みに僕は(まるやまもだけど)美大を出ていますが、絵を上手く描くことより、
デザイナーさんやイラストレーターさんが迷わない設計図を用意することをめざしています。
だから、鉛筆で構成や立ち位置を示し、青字で展開の順番、
赤字で人物のかき分けのための記号(ABC)をふるという作業をしていますね。
で、下のものが完成版です。こちらも寺井画伯作ですね。
と、まあ、これはほんの一部ですが、
(Rockaku)のコピーライターってインフォグラフィックスや、
イラスト・ストーリーの構成にも強いんですよ!という、わりとストレートな宣伝ブログでした。
訴求したいサービスや、商品のことが上手く伝えられない。
写真でも、コピーでも、文章でもない…どうしよう!?となったとき。
インフォグラフィックスをつくりたいけど、どうもうまくまとまらない…と悩んだとき。
僕らにちょこっと声をかけてみる…という選択肢を、
アタマの片隅に置いておいていただけたらうれしいです。