『P.O.P』という生バンドヒップホップチームをご存じだろうか。
双子のラッパー上鈴木兄弟がMCを務めるユニットだ。

上鈴木兄弟は、映画『SRサイタマノラッパー』シリーズでラップ監修を担当したり、
（※弟の伯周氏は俳優として伝説のトラックメーカーTKD先輩を演じている）
Eテレの『シャキーン』でラップを提供したり、
『チャットワーク』、『ESET』、『NOMADO』などの
ネットITサービスをラップでプロモーションしたりしている。



実は兄の方であるタカヒロ氏は僕と同じ大学の同じ学科出身。
いわゆる同期だった。だけど、大学時代はそこまで深く関わる機会がなくて、
卒業後は彼の結婚パーティーに顔出したくらいで、ほとんど交流もなかった。

きっかけは今年の夏に開催されたロフトワークのTシャツデザインコンテスト。
フリーペーパーの編集を担当している関係で、
僕もセレクターに選ばれて、そのメンバーを見たら上鈴木兄弟がいた。

そこからTwitter上でやりとりがはじまった。お互い三十路も半ば過ぎて、
こういうかたちでつながるのはちょっと嬉しくて、どこか照れくさかった。
ちょうど彼らのフルアルバム『たのしいことばかりありますように』が
リリースされたばかりだったので、早速、iTunesでダウンロードして聴きはじめた。


これがねー。すごくよかったんだ。
直接顔を合わせて再会する前にファンになっていた。
結局、次に会った場所はライブ会場だったわけだし。
クルマで聴くためにCDも買って、仕事仲間にもすすめたりした。


驚いたのはそのアルバムにTOKYO No.1 SOULSETのBIKKEさんや、
スモールサークルオブフレンズなど、
若かりし頃から聴きまくっていた名アーティストたちが参加していて、
いっしょに素晴らしい作品をつくっていたこと。
やっぱり軽く嫉妬して、感動して、あとはヘビーローテーションし続けた。

さらに、BIKKEさんやサイタマノラッパーの俳優陣を加えた
新ユニット『HELクライム』を結成して、活動の幅を拡げている。

実際、『HELクライム』のリリースパーティーに行って、



その後も加賀温泉郷フェスティバルでもその晴れ姿を見ることができたし、
過去の楽曲もだいたい入手して、わりと毎日聴いている。



CMS調整中につき動画が埋め込めず…以下、YouTubeで楽しめる上鈴木兄弟作品まとめ