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えんぴつころがし2018.06.30
40歳になって感じたこと
いつもお世話になっております。代表の森田です。
毎度おなじみの行なんですが、僕が、7月1日から社会保険に加入する予定だった父を裏切り1978年6月30日に誕生するという親不孝をかましてから40年もの歳月が過ぎました。
29日(金)には社員たちがお祝いをしてくれて、今日は奥さんがしゃぶしゃぶに招待してくれて新しい財布を買ってくれました。お祝いのメッセージをいただいたみなさんもありがとうございます。
なんというか、表現が難しいんですけど、「40歳になった」というよりも、「30代が終わった」ということの方がなんか大きい感じっすね。この2つは、ほとんど同じようだけど、全然違うような気がします。
僕はコピーライターのくせに糸井重里さんをそんなに通ってきてません(中島らもはすごく読んでました)。でも、たまたま読んだ糸井さんのエッセイの中で「30歳の誕生日は人生の縮図になる」みたいなことが書いてあって、30歳の誕生日をしきりに怖がっていたことをよく覚えています。
で、そんなラインもとうに過ぎて、40歳の誕生日を迎えてみて、どうだったかというと……驚くべきことに「すごくふつう」でした。
無職・無貯金・無計画みたいな「ふつうじゃない状態」からスタートした30代。その10年間のリザルトが「すごくふつう」だったことが、なんだか不思議と心強くて、ちょっとだけ、誇らしい気持ちになりました。
会社から逃げ出して、一度は業界からも職業からも逃げ出して、その後からなし崩しに独立してもう11年ちょい。もはや40代になるのが怖いとか、そういうのは全くなくて、「すごくふつう」なんですよ。
そのことに気がついて、僕はRockakuをつくって以降=ほぼほぼまるごと30代全部の時間をものすごく信じることができているんだと感じました。
信頼できる社員たちがいて、信頼してくださるパートナーさんたちがいて、7月だけで5本の登壇・出演依頼があって、多数の新規案件が待ってます……うん、40代になることは怖くないけど、7月の進行はちょっと怖いな(笑)。
さてさて、ここまで長い文章を読んでくださった方だけにご報告ですが、遅まきながら10月には父親になる予定です。そういうことも含めて、「すごくふつう」に進んでいく所存ですので、引き続き、気楽な感じでお付き合いくださいませ。