いとおもしろきにほんご

ネーミングの仕事のヒント探しに、
古語とか、古典建築とかの本を読んだりしている。
その中でちょっと面白かったのが「間」と「かげ」だ。

「間」とは、日本人の空間・時間認識の中で、
非常に特徴的なモノらしい。
「間」には、何も置かれない。
芝居なんかでも、「間」には沈黙が挿入される。
でも「無」とは明らかに違う認識がそこにはある。
物質的な存在ではない「存在感」を配置するような行為なのだ。

あと古語の「かげ」。
辞書によれば現代語での意味はなんと「ひかり」だ。

別に読んだ文献によれば、
日本の古い家屋は暗いため、
窓やロウソクで「ひかり」を取り込む。
しかし、部分的に濃くなる「ひかり」は「かげ」を際立たせる。
そこには日本人独特の空間認識があったりするそうだ。
なんだか古語辞典の意味にも合点がいく。

日本語を使うことを生業としている身ながら、
素直に「おもしれー」と思った。



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