2009.07.10
[ 1.つたえるちから ]
現実的な力
約2年ちょい「Rockaku」という得体の知れない個人事業を回してみて、
痛切に感じることは、世に蔓延する、生き残ることの困難さだ。
「逆風産業」とでもいうべきか、
不況=弱小フリーランスにとっての希有なチャンスであって、
リーマンショック以降、急激に生活が楽になった身分としては、
そこんところ、かなり対岸の火事だったけれども、
正直、どーだろう...という事態を数多く目の当たりにする。
まず、ウチに「新卒」の応募が来る。
いやいやいや。募集すらしてないぞ。
「就職氷河期」なんて、
もはや冷え過ぎちゃってなんだかわからん状況なんだろう。
なんか、大学生も大変だなあと思わざるを得ない。
一番驚いたのは、5年前に辞めた、けっこうおっきな会社の営業トップから、
いきなり電話がかかってきて「仕事無いか?」と問われたこと。
「ああ、おれもそんなレベルになったか」なんて、
感慨に耽るどころじゃない。
「態度がでかい! 服装が汚い! 社内で帽子をかぶるな!」と、
僕を怒鳴っていたオッサンから、そんな話を聞くと、
「やばいやばいやばいやばいやばい」という、危機感だけが、
ひしひしと伝わってくる。
こうなってくると、はっきり言える。
この時代、どんな才能より、
「仕事をもっている」「仕事をつくれる」という、
極めてシンプルでシビアなパワーが勝つ。
それがなきゃ、生き残れない。消えるだけだ。
あんまりにも現実的で、
夢も希望も無いような言い方だけど、
そんな状況だからこそ、僕のような凡人さんでも、
勝ち目が見えるってもんじゃないすか。
ふんがあ。
