岡山出張の記録

クライアントのリアルな現場を間近に見て、
自分たちがつくるべきツールの姿や、
目指すべき方向をしっかりとキャッチして参りました!

クリエイティブディレクターという立場から、
クライアントサイドの経営者や現場スタッフだけでなく、
その顧客の皆さんにも直接ヒアリング出来る案件なんて、
本当に貴重で、本当に学ぶことが多かったです。

セールスプロモーションのつくり手として、
この「地点」に立てる人間が一体どれほどいるのだろうか・・・
そう考えると、ブレストも白熱し、営業担当者の方と、
熱く思いをぶつけ合ってきました。
さあ、ポテンシャルの高い仕事をするぞ!


ivy.jpg宿泊は旧倉敷紡績を改装した建物。
深いツタを纏ったレンガ造りの倉敷アイビースクエア


kani.JPG岡山の名店「菊寿司」でワタリガニをいただく。
松茸の土瓶蒸しも美味でした。


udon.jpg「たかとう しょうゆうどん」かまたま×おろし
香川に近いので、うどんのレベルも高し。
「ぶっかけうどん」は香川でなく岡山発祥らしいです。


elgreco.jpg言わずと知れた大原美術館横の「エルグレコ」。
ミルクセーキは何とも言えない素朴な甘さ。


言いたいことは、たくさんある。

採取場所:岡山県 倉敷市内 某アーケード


出張で岡山に行きました。一通り業務を終え、
飛行機が出る時間まで、倉敷をウロウロしていましてね。

まあ、一見すれば普通の喫茶店ですが・・・
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この"も"の使い方はタダモノではない。
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いや、しかし、ウリは他にもあるぞ。と。
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とは言え、お店の本質は...
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ところが、どっこい、本当のウリは...
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言いたいことが多いと、実体がぼやける。
これは広告表現の鉄則だけど、
ここまでたたみ込まれると、
その「ぼやけ」が独走して、新たな存在感を持つのですね。


美大卒ビジネスマンズ

某商談。
クライアントの会議室で、経営者の入室を待つのは、
デザインチーム2名とCD兼コピーライターの僕。

「・・・全員、タマビのOBですな・・・」
気が付かなくていいことだった。

「・・・そうだね・・・」
目が泳ぎ始める。

「・・・なんか不安になってきた・・・」
全員で苦笑い。

あんなデタラメな大学を出ているクセに、雁首揃えて、
見積もりだ、ブランディングだ、コンセプトだと、
まっとうな話をしに来ていることが可笑しくもあり、
でもちょっと、誇らしくもあったり。

まあ、何とかなるもんですよ。
僕らは今日も、働いています。


寝耳に水のオフィス移転

間借りしている築地オフィスでぼんやり仕事をしていると、
家主の会社のマネージャーさんがいいました。

「あ、モリタさん、今週日曜日、引っ越しですからね」
「へ!?」

そうだった。
そう言えば、すぐ近くのオフィスを新しく契約し、
既に絶賛施工中だった。

「あ、いや、わかってますよ。わかっていましたとも」

慌てて、内装・電装のチェック担当をしている、
若手社員くんにくっついて、様子を見に行った。
場所は築地警察署の真裏の新築ビルの地下1階。
1階は共同で仕事をしている、コマーシャルギャラリーが入る。

「・・・椅子と机って・・・どーするんでしたっけ?」
「あ、モリタさんの分も買っておきましたよ」

涙ですよ。
こんな根無し草に、なんて温かい待遇を。

と、いうわけで、来週から「Rockaku築地営業所」は、
新築ビルに移転です。
心機一転、麻布の家に引きこもらず、
なるべくちゃんと通おうと思うのでした。


現実的な力

約2年ちょい「Rockaku」という得体の知れない個人事業を回してみて、
痛切に感じることは、世に蔓延する、生き残ることの困難さだ。

「逆風産業」とでもいうべきか、
不況=弱小フリーランスにとっての希有なチャンスであって、
リーマンショック以降、急激に生活が楽になった身分としては、
そこんところ、かなり対岸の火事だったけれども、
正直、どーだろう...という事態を数多く目の当たりにする。

まず、ウチに「新卒」の応募が来る。
いやいやいや。募集すらしてないぞ。
「就職氷河期」なんて、
もはや冷え過ぎちゃってなんだかわからん状況なんだろう。
なんか、大学生も大変だなあと思わざるを得ない。

一番驚いたのは、5年前に辞めた、けっこうおっきな会社の営業トップから、
いきなり電話がかかってきて「仕事無いか?」と問われたこと。

「ああ、おれもそんなレベルになったか」なんて、
感慨に耽るどころじゃない。
「態度がでかい! 服装が汚い! 社内で帽子をかぶるな!」と、
僕を怒鳴っていたオッサンから、そんな話を聞くと、
「やばいやばいやばいやばいやばい」という、危機感だけが、
ひしひしと伝わってくる。

こうなってくると、はっきり言える。
この時代、どんな才能より、
「仕事をもっている」「仕事をつくれる」という、
極めてシンプルでシビアなパワーが勝つ。
それがなきゃ、生き残れない。消えるだけだ。

あんまりにも現実的で、
夢も希望も無いような言い方だけど、
そんな状況だからこそ、僕のような凡人さんでも、
勝ち目が見えるってもんじゃないすか。
ふんがあ。