2009.06.16
[ 2.日々 ]
カタカナじゃない"ずるさ"
麻布十番商店街の裏通りには、
地元で人気の「びっくり屋」という八百屋がある。
そこに1年くらい前から、黒人の店員さんが入った。
で、この人がねー、なんか"ずるい"のだ。
"ずるい"というと、語弊もありそうなんだけど、
敢えて"ずるい"と言いたい・・・あくまでいい意味でだけど。
この人、通行人が近づくと、流暢な日本語で、
「へいらっしゃい!安いよー安いよー」
と大声で叫ぶのだ。
この大声は、
「ヤスイヨーヤスイヨー」ではなく、
「安いよー安いよー」だ。
その流暢さは、もはやカタカナじゃないのだ。
「コントとして俺がこのノリだったらおもろくない?」
という意図の気配を感じずにはいられない。
人種差別とか、そういう意味じゃなくて、
単に、そこに生まれ得る「ギャップ」を軽やかに乗りこなして、
チャキチャキの八百屋のオッサンを演じる彼にカンパイだ。
