2009.03.07
[ 1.つたえるちから ]
ジャングルブック
ようやっと自覚が芽生えてきたのだけれど、
僕はどうやらデザイナーに育てられたライターのようだ。
美大時代から最初の職場、独立した現在に至るまで、
同業者よりデザイナーと接してきた時間の方が遙かに長いし、
たぶん、影響もいっぱいいただいている。
コピーを考えるときも、何だかんだでビジュアルから入る方が多い。
おかげで、普通のライターコースからは相当離れたわけで、
なんか、ジャングルで育った狼少年みたいな感じ。
そもそもにおいて、事務所に屋号を着ける文化って、
ライターにはあんまり無いみたいだ。
たまたま、独立したとき、周囲のフリーランスの
かっこいいお兄さん達(年下含む)が、
みんな屋号を持っていたからまねしたわけだけど、
思えばみんなデザイナーさん。
でもね、だからこその立ち位置だと思う。
将来、どんな組織をつくって、
どんな仕事をしようか。
日々迷って、悩んでいるけど、
一つだけはっきり決めていることがある。
それは、事務所内にデザイナーを置かないこと。
そして、デザインには直接手を出さないこと。
デザインをしないというスタンスで、
多くのデザイナーと関わってきたからわかる。
俺、向いてない。あと、やっぱ、敬意だな。
自分が本意気でテキストをつくるように、
彼らはビジュアルに本意気だ。
何より、沢山のデザイナーと関わるからこそ、
ライター、エディター、ディレクターの仕事は面白くなる。
そんなことを思いながら、
月曜締切の原稿、まだ20ページ以上・・・
