まるやまがRockakuを離れ、
新スタッフの中尾奈津子が正式に社員となりました。

 

「離れた」という言い方は、なんだか未練がましく聞こえるかも知れないけど、

消えたり切れたりするものでもないので、まあ、離れるって感じだなと。

 

思い起こせばおよそ5年前。

当時ライフハッカー日本版の編集長だった尾田さんから依頼を受けて、

ケータリングの仕事をすることになって、

人手が足りないからとTwitterでバイトを募集したとき、

真っ先にメンション飛ばしてきたのが、

当時大学生だったまるやまでした。

 

それからインターンになり、アルバイトになり、

卒業して常駐スタッフになり、法人化後は正社員となり…で、

気がつけば約5年もの歳月が過ぎていました。

 

たぶん、この人と出会わなかったら、

僕は一人でフリーランスのまま歳をくっていたと思います。

たぶん、教えたことより、教えられたことの方が多いくらいで、

いつも怒られてばかりいたように思います。

(きっと怒られるよね、この文章もw)

 

2014年の年末、僕らはだいぶテンパった生活をしていました。

2人体制で限界近い仕事量を抱え、仕事を分担することもなく、

それぞれがフリーランスのような個人プレイを余儀なくされていて、

会話を交わす事も少なくなっていたように思います。

そんな中、ある夜、まるやまが言いました。

 

「そろそろ転職を考えている」と。

 

僕はいつかそんな日がくるとは思っていましたが、

それでも、世界が反転するくらいには驚き、

驚いたが故に、冷静さで己を覆い隠しました。

実際にはけっこう取り乱していたと思いますが。

 

 

でも、最初から止める気はなかったんです。

この人が、Rockakuの外の世界に触れた後、

どんな事が起こるのか、興味が湧いてしまったから。

 

それから、スタッフを増やしたりしながら、

じっくりと「その後」の体制を整えて、まるやまを送り出す準備を進め、

中尾を迎え、今日に至りました。

 

僕からは「ありがとう」という言葉を贈りました。

森田・船木・中尾のトリオで進むこれからのRockaku、
それから、これからのまるやまに、

どうぞご期待ください。